通 院



 そして4月19日。やっと1カ月前に予約した「医者に行く日」がやって来た。オースチン・ダイアグノスティック・メディカルセンターという総合病院のレディスクリニック部門に、産科が含まれている。アメリカでは産婦人科にも旦那同伴で行くのは当たり前で、奥さんに付き添って来ていると思われる男の人もかなりいた。当然出産には旦那も立ち会うわけで、その前の段階でラマーズ方の講習へも旦那も一緒に出席することになっている。家族第一のアメリカではそのために、旦那が会社を早引きする事など当たり前だと思っているのだ。

 いろいろ書かされて分かりにくいだろうからと、強者妊婦のミキさんがついてきてくれた。さまざまな人種がいるアメリカでは、アレルギーなどの関係から問診事項が五万とある。妊婦1人に問診担当とドクターとナースが3人係で面倒見てくれて、病院の施設自体も完全分業制で、ものすごく合理的にできてると思った。まぁ、その時点では日本でまだ産婦人科の医者にかかった事がなかったので、比較はできなかったのだが、ちゃんとエイズ検査まで義務づけられている。これは生まれてくるベビーの為で、日本だと強制すると人権侵害になるとかで、希望者のみ検査をするらしい。日本はもう少しエイズに対しての認識を改めた方が良いと思った。どこで何があるかわからないし、自分の可愛い子供が本当に大切なら、義務づけても良いくらいの事ではないかと私は思う。初めての検診では、まだ子宮が小さいので心音の確認だけしかしなかったが、「とっても力強い心音です」とドクターも言ってたし、もちろん、ちゃんと高性能な聴診器みたいので、私たちも心音を確認。それから次の検査が5月24日と、これまたゆっくりしたスケジューリングだったが、とりあえず、お腹の人が元気なのが確認できただけでも安心だった。その日の帰りにはビタミンや妊婦カレンダー、早々とミルクの試供品みたいのをセットにして持たせてくれた。それからはお産用語の英語を少しづつ勉強して、もらってきた電話帳みたいな厚さの本を読まなくちゃならないのが、かなり面倒だった。

 そして2回目の検診。本当は24日の予定だったのだが、担当医がお休みを取るとかで、翌週回しになった。結局今回も心音の確認と血液検査だけで終わり。次回6月17日は、いよいよ超音波で赤ちゃんとご対面。角度が良ければ男の子か女の子か分かるかも!ってことで、結構ドキドキしていた。前回の血液検査の結果は「成分バッチリ、エイズ検査陰性、栄養も十分取れてます」って事で、ドクターからお墨付きをもらったが、とにかく「ファンタスティック!! コングラッチレーション」しか言わないドクターなので、あんまり英語が喋れなくても問題なかった。2回目の血液検査の結果はご丁寧に電話で知らせてくれた。特に問題はないとのことだったが、わざわざ電話をかけてこられて一瞬どこか問題が有るのかとドキドキした。コレは強者妊婦のミキさんもそうだったらしい。





前ページ 次ページ トップページ

KID'S GARDEN ホームページ