アメリカへ北斗星で北海道から東京(私は東京出身)に戻ってきて、最終的な引っ越しの荷造りをすませた。2月28日。いよいよアメリカに出発する日。前日も東京のスキー仲間と一緒に世田谷の某居酒屋でドロドロになるまで呑んで、今にしてみれば結構怖い妊婦だ。旦那が(もちろん私もだが)お酒が好きなもんで、アメリカへ手荷物で持ち込んだ日本酒が2人で6升。スーツケース、ボストンバッグの他にそれだけ持ってるわけだから、かなりの大荷物。今にしてみれば無茶な妊婦だ。飛行機に乗って目的地まで約15時間。ほとんどリズムが狂ったことのない私の月のモノは、全く来る気配がない。本人は「アメリカに行くし、緊張してリズムが狂ったんだろう」とかなりのんびりと構えていた。今にしてみればいいかげんな妊婦だ。 テキサスでの生活が始まった。テキサスと言ってもかなり広い。アメリカの1部分だと言うのに、単純に地図上で見るだけでも日本の国土が3つ弱は入る広さなんだそうだ。そのテキサスのまん真ん中、ちょっと南にオースチンという州都がある。テキサスというとNASA宇宙センターがあるヒューストンや、ビジネス都市のダラスを思い出す人はかなりいると思うが、オースチンはテキサス大学がある学生都市で、特に観光名物もなくほとんど知られていない。かくいう私も行くことになって始めて名前を聞いたという場所だった。当然日本人は少なく、運転免許のテストもスペイン語はあるが、日本語は無いといった状況だった。 前ページ
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